2014年10月23日

オルソケラトロジーという視力矯正法

視力回復手術としてレーシックがありますが、手術をしないで視力を回復する方法もあります。それがオルソケラトロジーです。

あるアメリカの眼科医が、ハードコンタクトレンズを使用しているとレンズをしていないときの視力も回復していることがあることに気づきました。なぜ視力が回復するのでしょうか。その眼科医はコンタクトレンズによって角膜が変形されたからではないかと考え、そのためののコンタクトレンズを開発しました。これがオルソケラトロジーの出発点です。

オルソケラトロジーで使用するコンタクトレンズは普通のコンタクトレンズとちがって中央部分が平らになっています。これで角膜をプレスすることによって光の屈折を変えて視力を矯正しようとしています。レーシックとちがって手術をすることはないので危険性がありません。

オルソケラトロジーで使用するハードコンタクトレンズは、寝るときも着用したままになります。そうなるとレンズによって角膜に酸素が十分に届けられないかもしれません。オルソケラトロジーで使うレンズは酸素を透過するかどうかの検証が必要になります。またこの方法では裸眼視力の向上は一時的なものにとどまり、恒久的なものではありません。


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Posted by 余暇ヒマ男 at 20:53 │視力