2014年10月25日

炭酸せんべいというのがあるらしい

兵庫県神戸市の有馬温泉、兵庫県宝塚市の宝塚温泉の名産として、炭酸せんべいがあります。原料に温泉の炭酸泉水が使われています。有馬温泉といえば日本最古の温泉で名湯として昔から評判です。温泉の成分を調査したところ、炭酸が含まれていることが判明しました。温泉の湯を使ってなにか名産を作ることはできないかと考えて作られたのが炭酸せんべいです。

普通のせんべいと違って、モナカの皮のような色をしています。厚さは1ミリ程度と薄く、表面はデコボコしています。作り方は小麦粉、砂糖、でんぷん、食塩、重曹などに温泉の炭酸泉水を加えます。材料をどのように配合するかは店の工夫のみせどころで、店独自の味をだしています。

自分で炭酸せんべいを作るときは重曹の入れすぎに注意。重曹は炭酸水素ナトリウムで、加熱することで炭酸ナトリウム、二酸化炭素、水に分解することでせんべいを膨らませることができるのですが、入れすぎると苦くなります。



Posted by 余暇ヒマ男 at 11:57